coxco's secret message

QRコードを読み取ってくださった あなたへ。

Dear coxco's friends

こんにちは。
このページは、商品に付いてあるQRコードを読み込んでくださった方のみがご覧いただけるページです。
この度は、coxcoの服を手に取って、QRコードまで読み込んでくださり、ありがとうございます。

このページでは、coxcoの"Standard"のラインナップが、どのような想いやコンセプト、背景でつくられた服なのかをご紹介させていただきます。

私たちの想いや背景を知っていただくことで、coxcoの服をより大切にして頂けたり、coxco以外の服もより大切にしよう。そう思って頂けたら嬉しいです。

About Concept

とっておきの、スタンダード。

朝、ありあまる量の服を見つめて、ふと思う。
「今日、着たいものがない」

トレンドを追いかけているつもりはないのに。
気分や衝動で手に入れたシャツやドレスたちは、
時間が経つほどきらめきを失っていく。

「私のスタイルって何だろう」
その答えを探すために、coxcoは考えた。
トレンドに左右されず、いつ見ても心躍る一着。
シンプルなのに、個性がきらりと光る一着。

毎日着れる、ずっと着れるアイテムが、
クローゼットを埋め尽くしたら。
衝動買いも、服との悲しいお別れも、減っていくはず。
自分のスタイルを築くことは、
サスティナブルな日々への一歩だから。

The story behind "Standard"

Standard Line アイテムご紹介

About T-shirts

素材の綿部分には、一般財団法人PBP COTTON(※1)を通じて、インドの綿農家支援のための寄付金付きのインド産オーガニックコットンを使用しています。

オーガニックコットンとは、2〜3年以上農薬や化学肥料を一切使わずに、有機肥料のみで育てられた綿花のことです。インドの綿農家では、大量の農薬や化学肥料の使用により、大地汚染や農家の健康被害などの問題が起きています。

また、農薬や化学肥料の購入による借金苦により毎年約3万人以上の人々が自ら命を絶っているという現状があります。生活苦や児童労働により学校に行けない子どもも多く、これらは教育格差や貧困問題などの社会課題にも繋がっています。

定番アイテムのTシャツでは、これらの社会課題を伝え向き合うために、インドのオリッサ州の綿農家が作ったオーガニックコットンの生地を使用しました。寄付先は、一般財団法人PBP COTTONを通じて、インドの綿農家の有機農法への転換支援や、農家のこどもたちの就学・奨学支援に使用されます。

また、綿以外には再生繊維であるレーヨンを使用しています。木材を原料につくられた繊維で、生分解性のある素材を使用し、少しでも地球環境に負荷のかからないモノづくりを目指して作りました。

※1:インド産のオーガニックコットンを使用した製品に基金を付けて販売し、その基金を活用してインドの綿農家の有機農法への転換支援と、農家の子供たちの就学・奨学支援を 行う取り組む一般財団法人。

About One-piece

ワンピースの生地は、使用済みのペットボトルを原料に作られた糸を100%使用しています。日本国内の自治体や店頭などで回収されたペットボトルを色ごとに選別して粉砕し、アルカリ溶液による高度な洗浄や、繊維製造技術によってポリエステル繊維に生まれ変わりました。

ペットボトルは国内だけでも年間約217億本が生産されており、 このうちの7%に当たる約15億本は回収されずにいます。なるべくマイボトルの利用を心掛け、ペットボトルを使用した場合も、使用後はラベルとふたをしっかり分別しましょう。

ボトルが、このワンピースのように素敵な生地へと生まれ変わるかもしれません。

Who it was made?

①会社名 /②名前 /③所在地 ④歴/
⑤想い/ ⑥会社説明 /⑦趣味

縫製 T-shirts

①株式会社島根ナカムラ
②中村健宏
③島根県
④18年(業界歴27年)
⑤大きな工場ではありませんが、みんなが助け合える、心のこもった仕事をすることで、品質の良い商品を提供できると思っています。 これからも、お客様とスタッフが共に歩んでいけるような「ものつくり・工場つくり」を目指し、日々精進してまいります。
⑥2019年8月に地球温暖化防止に向けて、取り組みの実施を行っている事を島根県地球温暖化対策協議会より認定を頂き、 環境保全を縫製工場として出来る範囲内で努力を進めています。
⑦スタッフ一同との食事会や日帰り旅行

縫製 One-Piece

①アビレゾン
②佐藤正雄
③福島県
④40年
⑤この仕事はモノが語るので、真面目にコツコツと。
⑥小さな工場ですが、レディース全般を縫っています。
⑦久保田(酒)とワンちゃんと散歩

パターン

①株式会社Apparel Play Office
②大橋めぐみ
③東京
④20年(モデラー歴3年)
⑤パタンナー・モデラー・経営者としても、
業界が楽しく魅力的で若い方達が働きたいと思えるようにしていきたいです。
⑥パターン・アパレル3Dモデリング・アパレル系テック分野のコンサルティングをしています。
⑦散歩・音楽・情報収集・アパレルソフト研究

生地

①株式会社ヤギ
②西村琢見
③大阪
④13年
⑤アパレル業界における廃棄問題はかなり深刻で、少しずつでもその問題を解決する働きかけができないか自問自答してきました。その思いから今回「coxco」で生地を採用して頂いたことに喜びを噛み締めています。
⑥1893年創業の繊維専門商社で、繊維ビジネスの発展に寄与してきました。これからも人々の生活に喜びを与え、豊かな社会に貢献する事をモットーにしております。
⑦バスケ、サウナ、居酒屋巡り

企画・デザイン・販売

①株式会社coxco
②Team coxco
③神戸・東京
④3年
⑤coxco friedsの皆さんと一緒に、ファッションを楽しむことで社会もより良くなっていく循環を作りたいと思いブランドをしています。
⑥「服のかたちをしたメディア」をコンセプトに、服を通して社会課題を伝え、ソーシャルグッドなアクションを提案するコミュニケーションカンパニーです。
グループには「DEAR ME」というNPO団体があり、フィリピンや国内でファッションを通した社会活動もしています。
⑦旅、Netflix鑑賞、ホームパーティ

最後に。

Dear coxco's friends

クローゼットに眠ってしまう服ではなくて、週の半分ぐらいを共に生きるような、人生の相方みたいな服を作りたい。そんな想いで、この「Standard」を作りました。

ベーシックで色んな着回しも出来るので、ちょっと頑張りたい日も、苦しい日も、ゴロゴロしたい日も、大切な人と過ごす日も。全ての愛おしいあなたの日常を、共に生きる服になれたら嬉しいです。

そして、一枚を何度も着て愛着を育くむことから、少しでも地球や社会との心地良い繋がりを生み出せることを願っています。

あなたにとってこの一着が、「とっておきの、スタンダード」になりますように。

coxco Founder Ayumi Nishigawa

Together with coxco.

売上の10%は、連携NPO団体「DEAR ME」が2023年2月にフィリピンで開校したファッションスクール「coxco Lab(ココラボ)」の設立・運営のサポートにあてられます。

「DEAR ME」は 、2015年にcoxco代表の西側が立ち上げたNPO団体で、これまでフィリピンの貧困地域に暮らす子どもをモデルに起用したファッションショーを計9回開催してきました。

次なる挑戦として、ランウェイの上で描いた夢を実現するために、マニラで「coxco Lab」というスクールを開校しました。将来的にcoxcoでは、「coxco Lab」の卒業生の雇用を目指し、ファッションを通して貧困をはじめとした社会課題の解決を目指していきます。開校や運営も、皆さんと一緒に挑戦していけたら嬉しいです。

より良い社会づくりを目指した挑戦を、皆さんとともに。