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Together with coxco.

Vol.1:About coxco Lab

連携NPO法人のDEAR MEが開校したファッションスクール「coxco Lab」の活動レポート「Together with coxco」

毎回テーマを設けて、「coxco Lab」について発信していきます。Vol.1は、私たちが目指す未来について。

-coxco Labとは?

「coxco Lab(ココラボ)」とは、フィリピンでファッションのデザインや縫製などの専門技術を習得するための職業訓練校(※TESDA取得)として、現在はマニラに住む若者8名を対象とした無償で通えるファッションスクールです。

-ファッションスクール「coxco Lab」立ち上げの背景

coxco創業者である西側 愛弓は、学生時代の2015年にNPO法人DEAR MEを立ち上げ、フィリピンの貧困地区で暮らす子どもたちと共に「夢を描く」ファッションショーを計9回開催してきました。

「生まれた場所に関わらず、誰もが平等に夢を描く機会を創る」ことを目的にファッションショーを開催してきた一方で、貧困を理由に夢があっても努力できる環境がなく、将来の選択肢が限られている人々が多くいる現実を目の当たりにしてきました。

私たちが活動するフィリピン マニラの活動地域では、ゴミを分別し販売するスカベンジャーやトライシクルの運転手など、その日暮らしの仕事をしている人が大半です。活動地域の一つである「パヤタス」で暮らす人々の収入は、1日約100ペソ(約250円)程度。2021年12月の調査では、フィリピンの全人口1億903万人のうち、23.7%が生活に必要な食べ物やものを十分に享受できていない、貧困層にあたるというデータもあります。(データ元 フィリピン統計局)

そこで私たちは、貧困の連鎖を断つためには「教育」と「雇用」が重要だと考え、生徒たちが無償で通えるファッションスクール「coxco Lab」を立ち上げることにしました。スクールの構想は2019年頃からあったものの、パンデミックなどの影響により数年間開校を延期。ようやく、2023年2月に開校することが出来ました。現在は16歳〜23歳の合計8名の生徒がスクールに通い、縫製やデザインの授業を受けています。

生徒たちに無償で教育機会を提供するため、また卒業後の雇用機会を創出するために立ち上げたのがブランドの「coxco」でした。

「coxco」は「coxco Lab」の連携企業として売上の一部を通して「coxco Lab」の運営をサポートをする他、将来的には卒業生の雇用も目指しています。生徒たちの夢をサポートし、好きなことに夢中になれる公平な社会を創ることが私たちが目指す未来です。

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