coxco「アップサイクルアート」が、第102回ニューヨークADC賞で2冠受賞。

coxco「アップサイクルアート」が、第102回ニューヨークADC賞で2冠受賞。

社会課題の解決を目指すファッションブランド「coxco(ココ)」の作品が、世界で最も歴史のある国際的な広告賞、ニューヨークADC賞(The ADC Annual Awards)の第102回でゴールドとメリットの2冠を受賞いたしました。

coxcoは「服のかたちをしたメディア」をコンセプトに、これまで「廃棄衣料」「海洋汚染」などの社会課題をテーマに、リサイクル素材や残布などを用いて服やジュエリーを展開して参りました。今年2月には、連携NPO法人「DEAR ME(ディアミー)」とフィリピン マニラでファッションスクール「coxco Lab(ココラボ)」を開校し、マニラの貧困地区で暮らす人々を対象に、無償でデザインや縫製などの教育機会を提供しています。将来的にブランド「coxco」では、ファッションスクール「coxco Lab」の卒業生を雇用することで、貧困問題などの様々な社会課題の解決を目指しています。

弊社のこれらの取り組みに共感いただいた、アートディレクターのHaruka Hashimoto氏と、Hiromi Tamakatsu氏&Daisuke Takanashi氏のユニット・ビタミンと共に企画した「アップサイクル アート」が、2023年ニューヨークADC賞(The ADC Annual Awards)のブランドデザイン部門でゴールド、ファッションデザイン部門でメリットを受賞いたしました。

【アップサイクル アートについて】
連携NPO「DEAR ME」では、2015年よりフィリピンで「夢を描く」ことをテーマにファッションショーを計9回開催して参りました。現在のスクール「coxco Lab」に通う生徒の中にも、これまでのショーの出演経験者が数多くいます。この「アップサイクルアート」は、ファッションショーに出演したフィリピンの子どもたちが「夢」をテーマに描いたアートを、coxcoの商品に刺繍で入れて服をアップサイクルするという企画です。全6種類のアートを展開し、1つの刺繍につき、スクール「coxco Lab」の生徒1名にデッサンセット1式を届けています。

この「アップサイクル アート」は、TVやSNSを通じて拡散されて大きな反響があり、世界中の方々に企画に参加して頂きました。 それにより、フィリピンの貧困地区で生きる子どもたちの現状を、多くの人々に伝えることができた点を評価して頂きました。


【ニューヨークADC賞とは】
「ニューヨークADC賞」は、1920年に創立されたアート・ディレクターズ・クラブ(ADC)が、商業広告やデザインを美術品と同様の評価軸で表彰する世界で最も歴史のある広告賞です。
ADC賞公式WEBサイトのURL: https://architecture-collection.com/adc-awards/

【ファッションスクール「coxco Lab」について】
「coxco Lab」は「coxco」と連携NPO法人「DEAR ME」が2023年2月にマニラ ケソン市に開校したファッションスクール。初年度は16歳〜23歳の男女の計10名を無償で受け入れ、現地の専門学校の先生がデザインや縫製の授業を行います。また技術教育だけではなく、SDGsや性教育の授業も実施し、社会性や時流を捉えるスキルを育て将来的に持続可能な社会に貢献できる人材育成を目指します。運営は「coxco」をはじめ、NPO法人の協賛企業でサポートを行う他、クラウドファンディングで生徒の物販を実施し、生徒と一緒に運営をしていきます。また、「coxco」は連携企業として売上の一部をファッションスクール「coxco Lab」の運営費に充て運営のサポートをする他、卒業後の生徒の雇用を目指します。

【プロジェクトのメンバーについて】
Art Director | 
Haruka Hashimoto
HP:https://www.harukahashimoto.com/
Instagram:@harukahashimoto_design

Project Organizer | 
vitamin inc.(Hiromi Takamatsu/Daisuke Takanashi)
HP:https://vitamin-inc.jp/
Instagram:@vitamin_quest


Brand | coxco

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