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Vol.3:coxco Labに入った理由
連携NPO法人DEAR MEが開校したファッションスクール「coxco Lab」の活動レポート「Together with coxco」。
毎回テーマを設けて、「coxco Lab」について発信していきます。Vol.3は、子どもたちがスクールへ入学した理由についてです。
-coxco Labの生徒たち
フィリピンのパヤタスやバゴンシーランという貧困地区を対象に、子どもたち、そのご家族に向けて2022年に説明会を実施し、生徒を募りました。希望者の中から、何度も面談を繰り返し、結果16歳から23歳の男女8名がスクールで学んでいます。
生徒達のバックグラウンドはさまざまで、中には過酷な環境で生まれ育った人も少なくありません。10代から両親と暮らせない環境で育ち、兄弟を養うために中学校を中退し働かざるを得なかったり、若年妊娠の経験がある人もいます。
そんな過酷な経験をしてきた生徒達ですが、好きなファッションで未来を描き、自分だけではなく、より良い社会創りに還元したいという想いが共通してあります。
「昔から裁縫が好きで、服作りをしている時だけは辛いことを忘れられた。自分の心を救ってくれたファッションで家族や社会に還元したい。」
「コロナ禍で家族や地元のコミュニティの人々が仕事を失い、生活苦に陥る様子を見てきた。だから私は、大好きなファッションで人々を雇える立場になって守りたい。」
「フィリピンはストリートチルドレンが世界一多い国。だから、ストリートチルドレンを助けたい。」
さまざまな想いを持ち、生徒達はスクールに通っています。
生徒達の夢は私たちの夢であり、スクールで得た知識を収入に繋げられるように。日々、一緒に取り組んでいます。
服を通して、coxco Labを応援する
これらの商品は、売上の10%が「coxco Lab」の活動費に還元されます。